佐藤信夫コーチが出演された「ワンダフルライフ」を見ました。
佐藤先生のこと、存在は随分前から知っていましたが、選手時代については全く知らなかったので、若かりし頃の映像などもたくさん見られて面白かったです!
佐藤先生が選手として出場した50年前のオリンピックの映像は、なかなか衝撃的でした!(笑)
今と全然違って、衣装はタキシードに蝶ネクタイと決まっていて、ジャンプも2回転が主流、表情や指先の動きで表現するということもほとんどなく、ただひたすら決められたジャンプをこなしていく、という印象でした。
ジャッジも今と違ってリンクの中で見ていて、点数はその場で紙の札を挙げて発表するという、いたってシンプルなもの。
何より衝撃だったのは、フィニッシュポーズが「気を付け!」だったこと!
逆に新しかったです(笑)
今は女子でも3回転-3回転のコンビネーションを入れてなんぼ、男子に至っては4回転を飛んでなんぼ、ですからね。
でも、ジャンプの回転数は時代とともに技術が進んでレベルが上がったもののようですが、表現に関しては、当時は「真剣勝負なんだから笑いながらやるなんてとんでもない!」という考え方だったみたいです(;゜0゜)
「フィギュアスケート」の語源である「フィギュア」は「図形」という意味で、かつて行われていた「コンパルソリー」という、図形を正確に描くことを競う競技から来ていることは知っていましたが、これが1990年と、比較的最近まで行われていたことは初めて知りました(;゜0゜)
1990年までは、「コンパルソリー」と「フリー演技」の合計点で順位を決めていたみたいですね!
1990年って……わたし、生まれてるじゃん^^;
コンパルソリーの競技会、見たことないや;;
何より驚いたのは、佐藤先生の先生である山下艶子コーチが85歳になった今も元気に子供達を教えていたことでした!
若々しくて、全然85歳に見えなかった(;゜0゜)
佐藤先生も相当お元気なおじいちゃんだと思ってたけど……上には上がいました!(笑)
いつまでもお元気でいてほしいです^ ^
羽生選手がオーサーコーチの指導のもと、スケーティングの専門の先生についてエッジの使い方を基礎から見直したことで飛躍的に伸びた、ということは知っていましたが、町田選手も、大西コーチの案でスケーティングを基礎から見直すため、トレーニングにコンパルソリーを取り入れたそうです。
結果、記憶に新しい大躍進を遂げました♪
佐藤先生も若い頃は、基礎中の基礎であるコンパルソリーの練習を一日に6時間以上も行なっていたそうです。
結果、若いのに基礎が物凄くしっかりした選手に成長し、当時日本のエースだった先輩の選手にとって脅威な存在となり、15歳で全日本選手権初優勝!
それから前人未踏の10連覇を達成し、国内では敵なしだったみたいですね(^o^)
やっぱ凄い人だったんだなぁ。。。
そして、基本が何より大事なんだなということを、改めて感じました。
わたしもこれから何か始める時は、基本をしっかり学ぶことから始めたいなと思います(o^^o)
特に何か始める予定もないのですが……とりあえず、このブログは楽しく続けて書くことを基本にこれからも頑張りたいと思います^ ^(笑)