こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
フィギュアスケート シニアのグランプリシリーズがいよいよスタートしました!
初戦のアメリカ大会。
さきほど女子シングルの感想もUPさせていただきましたが、男子シングルの感想も語らせていただきたいと思います!
女子シングルの感想は、以下をご参照のこと。
[ai]【グランプリシリーズ2015】スケートアメリカ 女子SP 感想 » ペパーミントダイアリー2
スケートアメリカ2015 男子シングルSP 感想
女子もかなりの激選区でしたが、男子も負けずに、いやそれ以上の激選区の豪華メンバーが勢ぞろいでした♪
日本からは宇野昌磨選手と無良崇人選手、海外勢はソチ銅メダリストのデニス・テン選手をはじめ、中国の閻涵選手、アメリカのジェイソンブラウン選手、先だってのフィンランディア杯で優勝したロシアのコンスタンティン・メンショフ選手等が登場!
そんな中、快心の演技でSPをトップ通過したのは、アメリカのマックス・アーロン選手でした。
快心の演技でトップ通過のマックス・アーロン
失礼ながら、あまり注目していなかったのでビックリです(苦笑)
でも、本当に快心の素晴らしい演技でした!
ただそれだけに、衣装がシンプルすぎたのが少々残念な気がしましたm(._.)m
もっと素敵な衣装でやってくれていたら、もっと素敵だったろうになぁ。。。
まだエンジンのかからないデニス・テン
一方、ソチ銅メダリストのデニス・テン選手は、本来なら優勝候補の筆頭と言ってもいい選手なのですが、やや心配しながら見ていました。
と、いうのも、毎シーズンエンジンがかかるのが遅くて、グランプリシリーズではファイナルに進んだことがないんですよね(゚o゚;;
今回はどうかなと思っていたのですが……案の定、本調子とはいえない演技でした(^_^;)
今回はジャンプだけでなく、スピンでもミスが出て、結果は80点代に届かず6位。
むしろ、それでも79点代には乗ったことを考えれば、自力のある選手には違いないと思います。
とても素敵なプログラムだったので、年明け以降、エンジンがかかった時に快心の出来を見れることに期待します!
SP終了時点での順位は6位。
今季シニアデビューの宇野昌磨
今季がシニアデビューの宇野昌磨選手。
初戦のSPは、とてもいい出来だったのですが、唯一、4T(4回転トーループ)で転倒。
でも、冒頭のイーグルからの3A(トリプルアクセル)はとても高い評価を得ました!
4回転とコンビネーションを後半に持ってくる構成も、とても攻めていていいと思います。
トップとの差はわずか6点ほどなので、十分表彰台も優勝も圏内と言っていいでしょう。フリーでの巻き返しに期待します!
SP終了時点での順位は4位。
回転不足が響いた無良崇人
一方、昨季はカナダ大会で初優勝した無良崇人選手は、それ以降、イマイチ冴えない試合が続きますm(._.)m
冒頭の4T(4回転トーループ)-3T(トリプルトーループ)はコンビネーションにならず、両足着氷。その上ダウングレード(1/2回転不足)でした。
結果、バッチリ決まれば15点近く点数を稼げるところで、わずか2.2点しか得られず。。。
冒頭に持ってくるはずのコンビネーションの3Tを、最後の3Lz(トリプルルッツ)のあとにつけてリカバリーはしたものの、この3Tもアンダーローテーション(1/4回転不足)。
回転不足による減点は、回転が足りていて転倒するよりダメージが大きいので、2本もその判定を受けてしまったことは、大きく点数に響いてしまいました>_<
マイナス評価でこそなかったものの、得意の3Aもやや着氷後詰まってしまい、低い加点。
何となく、長いトンネルに迷い込んでしまった印象を受けます。
はやく脱出してほしいです>_<
SP終了時点での結果は10位。
2本の4回転を成功させたベテラン メンショフ
ロシアのコンスタンティン・メンショフ選手は、32歳のベテランながら、今季絶好調の模様です!
先だってのフィンランディア杯でも優勝しましたが、アメリカ大会でのSPでも、2本の4回転ジャンプに成功!
4T-3T、4S(4回転サルコウ)、3Aというジャンプ構成は、当然基礎点では全選手中トップです!
それでも基礎点がまんま順位に反映されないのは、4T-3T以外の要素の加点が低いのと、演技構成点の差でしょうか?
でも、ただいたずらに構成を難しくして大勝負に出ている感じではなく、ちゃんとプログラムとしても素敵だったので、自身の持てる最良の演技で勝負しているところがいいなと思いました!
SP終了時点での順位は3位。
つなぎの動きから目が離せないジェイソン・ブラウン
アメリカのジェイソン・ブラウン選手は、4回転ジャンプこそないものの、技の完成度と繋ぎの動きの演技はピカイチの選手。
これは個人的な意見ですが、「大技に挑まないのは勝負を逃げている」だの「楽して勝とうとしている」というのは、物凄く一方的な偏見であり、身の丈に合わない大技に挑んで失敗した人間の言いがかりだと思います。
難易度を下げて完成度を上げるのだって、決して簡単なことではないのですよ!
それは、ジェイソン・ブラウン選手を見ているととても思います。
ジェイソン・ブラウン選手は、快心の演技をした時は、それこそ身の丈に合わない4回転に挑んだ選手より高得点を出しますが、それがいつでも出来ているわけではありません。
本SPでも、幾らかのミスが出て、結果は80点代に届かず8位。
でも、はやいスピードの中で様々な動きが組み込まれたプログラムは、見応えがあり、全然退屈しませんでした!
身の丈に合わない4回転に挑む選手の演技は、ジャンプ以外の部分で退屈してしまいますが、身の丈に合ったプログラムを滑る選手の演技は、見ている方も楽しいです♪
大技で基礎点UPを狙うのも、完成度で勝負するのも、それぞれ得意不得意があっていいと思います。
得意なことで勝負をすればいい。その方が、結果としていい演技が出来るのではと思います。
見た目と振付のギャップが良かった閻涵
SP2位は中国の閻涵(エンカン、英語読みはハン・ヤン)選手。
とても体格のいい、ザ・体育会系、という感じの選手ですが、本SPの振付はとても可愛らしくて、そのギャップが良かったです(^○^)
振付は今回もローリー・ニコルさんとのこと。
閻涵選手のプログラムの曲は、毎回、品があって正統派クラシックな音楽が多いですね。
高さと飛距離が凄いダイナミックなジャンプに、可愛い振付とお上品な音楽、という組み合わせは、閻涵選手の個性になっていると言っていいかもしれません。
まとめ
そんなわけで、開始から絶好調の選手もいれば、まだエンジンをかけたばかりな印象の選手も多い男子シングル。
フリーでは、どんな演技を見せてくれるのでしょうか?
日本人選手の巻き返しは??
楽しみにしたいと思います!
なお、本大会男子シングルSPの詳細は、以下のサイトで確認出来ます。
スケートアメリカ2015 男子SP | スポーツナビ
スケートアメリカ2015 男子SP 採点表
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
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同大会 その他の種目の感想も、別途語らせていただきました!
よろしければあわせてお付き合いいただけると嬉しいです^ ^
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