こんばんは^^
ペパーミントあいです。
今日はグランプリシリーズ 中国杯の男子シングル&女子シングルの試合をテレビ観戦いたしました!
今季、これまでのグランプリシリーズはスケートアメリカ、スケートカナダともにBS朝日で放送されたものを録画して観たのですが、今回の中国杯は、時差が少ないせいか、それとも羽生選手が出場するためか、なんと地上波のゴールデンタイムで放送!
ふつうに起きて家にいる時間帯だったので、テレビ朝日にて観戦させていただきました^^
男子シングルSP 結果と感想
男子シングルの結果は、以下のようになりました。
1位 マキシム・コフトン(ロシア)85.96
2位 羽生結弦(日本)82.95
3位 閻涵(中国)79.21
4位 リチャード・ドーンブッシュ(アメリカ)77.23
5位 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)76.96
6位 ナム・グエン(カナダ)72.85
7位 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)69.46
8位 関宇航(中国)63.69
9位 キム・ジンソ(韓国)62.46
10位 王一(中国)57.29
11位 田中 刑事(日本)56.82
羽生結弦、まさかの2位!
SP(ショートプログラム)を終えての首位は、ロシアのマキシム・コフトゥン選手。
羽生選手はまさかの2位発進でした!
冒頭のトリプルアクセルはきれいに決まったものの、後半の4回転トゥループが3回転に、最後の3ルッツ-3トゥループがコンビネーションにならずに終わってしまい、点数が伸びませんでした><
でも、採点表を見てみると、トリプルアクセルの評価はほとんどのジャッジが+3を出していて、+3点の加点は素晴らしいです!
ジャンプのミス以外にレベルの取りこぼしはなかったこと、コンビネーションが入らなかったルッツ以外にGOEのマイナスがなかったこと、演技構成点で評価されたことも手伝い、何とか首位と僅差の2位につけられた、という印象です。
3回転になってしまったトゥループも、ダウングレード扱いで3回転の基礎点からGOEがマイナスされず、プラスの評価がもらえたのも、不幸中の幸いだったのかも!
そのあたりは、さすが最低限押さえるべきところは押さえている、という印象です。
並みの選手だったら、これだけジャンプのミスが出れば他でもどこかしら取りこぼしたり、構成点も伸びないことが多いですからね。
コンビネーションジャンプさえ入れば、何とか首位には立てたと思うのですが……
でも、フリーで今日のようなミスを連発してしまわない限り、取り返せる点差だと思うので、切り替えて明日、頑張ってほしいです!
コフトゥン選手は好発進、閻涵選手はやや不調気味
そして、昨年グランプリファイナルに進出したライバルのコフトゥン選手と閻涵(エン・カン)選手。
※閻涵選手に関しては、日本語読みを「エン・カン」と発音されていたり「ハン・ヤン」「ハン・イエン」と発音されていたり、メディアによってまちまちなのですが、ここでは漢字表記で「エン・カン」選手と紹介させていただきます。
コフトゥン選手は2本の4回転ジャンプ、サルコウとトゥループが決まり、高得点を獲得!
トリプルアクセルがダブルになったうえ、着氷も乱れてマイナス評価になったのはもったいなかったですが、好発進のスタートです♪
閻涵選手は、大きなミスはなかったものの、ジャンプがどれもステップアウトしまい、きれいに決めることが出来ませんでしたm(__)m
でも、回転不足を取られたのはコンビネーション2回目の3トゥループだけだったので、大幅な失点にはならなかったようです。
とはいえ、いつもの閻涵選手ならもっと高さも飛距離もある迫力あるジャンプを飛ぶのに、今日はそれが見られず、少々残念です><
女子シングルSP 結果と感想
女子シングルの結果は、以下のようになりました。
1位 ユリア・リプニツカヤ(ロシア)69.56
2位 エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)67.99
3位 村上佳菜子(日本)60.44
4位 ガブリエル・デールマン(カナダ)58.49
5位 李子君(中国)53.66
6位 ビクトリア・ヘルゲション(スウェーデン)52.00
7位 ポリーナ・エドモンズ(アメリカ)50.32
8位 クリスティーナ・ガオ(アメリカ)47.15
9位 キム・ヘジン(韓国)44.72
10位 アンネ・リネ・ヤシェム(ノルウェー)41.93
11位 アシュリー・ケイン(アメリカ)39.80
SP首位はロシアの1,2!
SPを終えた段階で、1位はユリア・リプニツカヤ選手、2位はエリザベータ・トゥクタミシェワ選手。
ロシアの1,2です! さすがです!
リプニツカヤ選手は、昨シーズンのシックなナンバーとは打って変わっての元気いっぱいな衣装のPOPなナンバーでしたが、技の切れ、表現力、スピンのスピートが変わらずの圧巻の演技でした!
リプニツカヤ選手は、ジャンプも素晴らしいですが、特にスピンが凄いなと思います。
リプニツカヤ選手にしか出来ない「キャンドルスピン」もそうですが、それ以外のスピンも、軸が細く、柔軟性があり、何より回転数が増すにつれてスピードが上がっていくところが凄いなと思うのです。
リプニツカヤ選手は、のびのび楽しそうに滑っているラジオノワ選手やポゴリラヤ選手とは違い、一生懸命黙々と練習し、ストイックに自らを高めていこうと頑張る選手な印章を受けます。
いつか見たインタビューで「金メダルを取るためにはとにかく努力、努力、努力よ」と語っていたのが、とても心に残っています。
初めて見た時は、可愛いけど可愛げのない子だなと思っていましたが、そんな努力家な一面を見たら応援したくなりました(笑)
ロシアの選手はみんなそれぞれに可愛くて個性的で素敵な選手だと思うけど、わたしは特に、リプニツカヤ選手が好きですね^0^
1位のリプニツカヤ選手と2位のトゥクタミシェワ選手の得点差はわずかなので、双方のフリーの出来次第では、最終順位はまだわかりません。
ただ、トゥクタミシェワ選手と3位の村上佳菜子選手の点差は7点もあるので、この2人の1,2はほぼ確定かもしれません。
村上佳菜子選手も好発進
そのロシア勢に続いて、村上佳菜子選手も素晴らしい演技を披露し、3位につけました!
今季村上選手はショート、フリーとも「オペラ座の怪人」を演じますが、SPではヒロイン・クリスティーヌをしっとりと演じてくれました^0^
フリーでは力強いファントムを演じるとのこと! 楽しみですvv
大きなミスは後半で1.1倍になるトリプルフリップの着氷が乱れて回転不足になってしまったことくらいですが、採点表を見てみると、ステップシークエンスのレベルが2と低いこと、冒頭の3トゥループ-3トゥループの加点がロシアの選手に比べて低いことが気になります。
このあたりが、ロシアの選手との差なんでしょうね。。。
4位の選手との点差もわずかなので、何とか食らいついて、表彰台に上ってほしいです><
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました^^
明日のフリーも、楽しみですvv