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[ai] 中国杯2014 羽生結弦流血しながらの2位!でも、ただ暑苦しいだけの人じゃない

こんばんは^^

ペパーミントあいです。

今日はグランプリシリーズ中国杯 男女シングルのフリーが行われました。


2014-11-09 00.44.00

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羽生結弦、衝突アクシデントで流血しながらの2位!

ゴールデンタイムでの放送をご覧になられた方、すでにニュースでご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、物凄いドラマがありましたね!!( ; ロ)゚ ゚

男子シングルは、演技前の6分間練習中、羽生選手と中国の閻涵(エン・カン)選手が激突するというアクシデントが発生!

6分間練習中にぶつかるという事故は、そう頻繁にあるわけではないですが、たまに起こります。

過去には女子で安藤美姫選手と村主章枝選手が、男子では高橋大輔選手と小塚崇彦選手が衝突したことがありますが、今回の衝突は、事故と呼んでもいいくらい、両選手にとって大きなダメージとなりました。

物凄いスピードでぶつかって、二人ともリンクに転倒。

ぶつかった時、あるいは転倒した拍子によほど強く打ちつけたのか、両選手とも、しばらくその場から起き上がることが出来ませんでした。

閻涵選手はその後自力でリンクへ引き上げましたが、羽生選手は起き上がることが出来ず、駆け付けた救護班の方々に補助されながら引きあげ、その後全選手6分間練習を一時ストップ。

この時羽生選手は、頭と顎から血を流していました。

羽生選手はバックステージで、閻涵選手はリンクサイドで横になりながら応急処置を受けていました。

両選手とも相当なダメージを受けたことがうかがえます。

そんな状況で、まさかの6分間練習再開!

これだけ激しくぶつけたのだから、棄権するものと思っていたのですが、その後再開された6分間練習に、羽生選手は頭と顎に包帯を巻いた痛々しい姿で登場しました。

ブライアン・オーサーコーチに棄権するよう説得されている様子もありましたが、そのままリンクへ戻っていきました。

実況のアナウンサーや解説の方々も、棄権した方がいいんじゃないかと話していたし、わたしもそう思いました。

でも、戻ってきた羽生選手はそれこそ鬼気迫る様子で、4回転ジャンプなどを着氷!

むしろ、この事故で闘志に火が付いた印象さえ受けました。

羽生&閻涵、ともに出場!裏では両選手が握手

そして、そのままフリーへ出場。

驚いたことに、羽生選手だけでなく、6分間練習には戻ってこなかった閻涵選手も出場しました!

舞台裏では、羽生選手と閻涵選手がお互いの健闘を祈りあって握手もしていたようです。

そういえば、6分間練習に戻ってきたとき、羽生選手は「ハンヤン(閻涵)どうしてる?」と、閻涵選手のことを気にしていましたね。

※「閻涵」は日本語読みだと「エン・カン」なのですが、英語読みだと「ハン・ヤン」となるので、メディアによって表記の仕方・呼ばれ方が異なるようです。実際の中国語の発音は苗字が「イエン」という感じになるようなので、英語読みの方が近いようですね。

二人とも、大変なアクシデントに見舞われた中、本当に凄い精神力だと思います。

もう、無理しないで早々に棄権して病院に行って精密検査を受けたところで誰も彼らを責める人はいないと思うし、むしろそうしてほしいと思うのですが……本当によく頑張ったと思います><

他の選手も、練習が中断したり、会場が騒然とした雰囲気になったりしてとてもやりにくかったと思いますが、お疲れ様でした。。。

そして、5回転倒するも、2位!

結果、羽生選手は試合で5回も転倒しますが、トップのコフトゥン選手とは僅差の2位。

果敢に2種類の4回転に挑戦し、転倒はしたけれど回転が認定されたこと、後半の3アクセルから始まる高得点の3連続ジャンプを成功させたことが大きかったように思えます。

何より、3ループ以外全てのジャンプで回転不足になっていない!これは大きいです。

あの状況で、よくきっちり回れたものです!!( ; ロ)゚ ゚

点数は自己ベストには遠く及ばないものでしたが、それでも全体の2位は素晴らしいです!

演技が終わったあとはまともに歩くことも出来ずふらふらになっていて、最後はタンカで運ばれていましたが……本当にお疲れ様でした><

閻涵選手も最終順位は6位。

とにかく二人とも、新たな怪我をしてしまうことなく無事にフリーを終えられて良かったです。。。

次回、羽生選手は第6戦のNHK杯、閻涵選手は第5戦のフランス杯へ出場の予定です。

今回の怪我の悪影響が出ないことを祈るばかりです><

中国杯 男子シングル結果とグランプリシリーズ順位

中国杯男子シングルの最終順位は、以下のようになりました。

1位  マキシム・コフトン(ロシア)243.34
2位  羽生結弦(日本)237.55
3位  リチャード・ドーンブッシュ(アメリカ)226.73
4位 ナム・グエン(カナダ)221.85
5位 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)219.28
6位 閻涵(中国)206.65
7位 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)204.15
8位 田中刑事(日本)189.26
9位 キム・ジンソ(韓国)183.46
10位 関宇航(中国)177.66
11位 王一(中国)160.92

中国杯2014 男子シングルフリー 採点表

優勝はSPトップだったコフトゥン選手、アクシデントに見舞われた羽生選手は何とか2位をキープし、閻涵選手は6位。

SPではジャンプのミスで点の伸びなかった田中刑事選手も、フリーで挽回し、順位を8位まで上げることが出来ました!

結果、グランプリシリーズのポイント表はこのようになりました↓

同じポイント数の場合は最高順位が高い方、それでも同じ場合は点数の高い方が上となるため、このような順位になっております。

15pt獲得している町田選手、無良選手、コフトゥン選手はほぼ確定といっていいでしょうか。

フェルナンデス選手も、次のロシア杯、よほど大ゴケしなければ優勝すると思うので、ほぼ確定っぽいです。

羽生選手も、今回2位になったので、ファイナルへの望みをつなぎました。

次のNHK杯、ふつうに考えたら羽生選手の圧勝かと思いますが……今回の怪我の悪影響が出ないことを祈りたいですね><

※2014.11.10追記

公開当初の表は間違っておりましたので、差し替えさせていただきました。

現在のトップは、中国杯4位に入ったナム・ニューエン選手でした。

ニューエン選手は2戦終えた段階での20ptなので、恐らく、まだ1戦しか終えていない町田選手、無良選手、フェルナンデス選手が抜くものと思います。

羽生選手は現在6位。

次のNHK杯に出ることさえ出来れば、きっと大丈夫かと思いますが……怪我が早く良くなるよう祈るばかりです>_<

*「出ることさえ出来れば」というのは、彼が自分の体調が万全でなく、その後のスケート人生棒にふる可能性がある上、満足のいく演技も出来ないような状態と判断したら出場することはないと思うので、そういった意味も含めて言わせていただいております。

その理由は以下に長々と語らせていただいているので、よろしければお付き合いいただけると嬉しいです^ ^

賛否はあると思うけど……

今回の羽生選手と閻涵選手の怪我を押してのフリー出場に対して、色々な意見があるようですね。

コーチや周りのスタッフたちに対して「どうして止めなかったの?」という批判、メディアに対して「美談で終わらせるな」という批判が多いようですが……

それも分からなくはないのですが、個人的には、「絶対に止めるべきだった」「止めることが絶対的に正しい」という論調には、若干の違和感を感じます。

ドクターストップが出たわけでもないし、ニュースによれば、オーサーコーチも、「(羽生選手は)最初は混乱していたようだったが、途中から意識がしっかりしてきたのが分かったから出場を許可した」と話していたようだったし。。。

特に、普段全くフィギュアスケートの話をしないような人たちがにわかファンのように続々登場して批判的なことを発言していることに対しては、やはり違和感を覚えてしまいますm(__)m

この人たちはマスコミに対して「美談にするな」という批判をしているようだけれど、なら逆に、テレビ朝日の実況が「これは止めるべきですね、コーチの判断が理解出来ません」とひたすら批判口調で進んでいたのなら、それはそれで「頑張って演技している羽生君に失礼だ!」とか、批判するのでは??と、思えてしまいます。。。

実況のアナウンサーや解説の方々、プレゼンターの松岡修三さんも「棄権した方がいいとは思うけど、それでも頑張る両選手の強さは尊敬に値するし、本人たちの意志も尊重したい」という思いで見ていたことは、彼らを色眼鏡で見ていなければ分かりますよ。

もちろん、選手が怪我しないよう配慮すること、そういった環境作りは大事だとは思いますが……

何より、本人がそれを強く望んで決めたことで、コーチも様々な状況を判断したうえでそれを尊重したのなら、外野が分かったような口でとやかく言うな、というのが本音です。

羽生選手はただ暑苦しいだけの人ではないのです!

そして、もう一つ思うのは、羽生選手はいつも全力ですが、ただがむしゃらに全力出して空回っているだけの人ではないのです。

ソチ五輪でのフリーには、「4回転はトゥループ2本にしたらどうだ?」と言うコーチに対して「サルコウを入れたい」と説得して結果、サルコウとトゥループの2本の4回転に挑みました。

サルコウの成功率は低かったですが、昨シーズン最後の世界選手権では見事に成功し、結果、これが自分にとっての全力をかけたプログラムになると分かっていたんだな、と思いました。

一方で、今シーズンのショートは、4回転ジャンプを2本入れるのではなく、後半に1本入れるという選択をしました。

SPで2本の4回転に挑むのは自分には時期尚早、と分かっての冷静な判断が出来ていると感じます。

(前半で2本飛んでしまうのと、後半に1本だけ飛ぶのとどちらかきついのかは、わたしには分かりませんが^_^;)

腰の故障を考慮して、出場を予定していたフィンランディア杯は欠場しました。

もちろん、羽生選手本人の意思だけでなく、コーチや他のスタッフの方々と相談して決めているものとは思いますが、本人も自分の限界をよく分かっていれば、周りもそういう人ばかり集まっているように思うのです。

あくまでも、わたしから見た印象ではありますが……

この選択が正しかったのかどうか(正しい、という言い方も、ちょっとおかしい気はしますが)は、次の試合に出場出来るかどうか、また次の試合で悪影響が出ていないかどうかを見てみないことには何とも言えないですが、わたしは、もっと彼自身のことを信じてあげたいと思ってしまうのです( ´艸`)

偉そうに長々と失礼いたしましたm(__)m

女子シングルの感想は、また別途改めて記事に書きたいと思います。